壁の北には、大陸でもっとも広く、もっとも知られていない土地が広がっています。ここを治める王はいません。南部人がそう呼ぶときだけ「野人」を名乗る自由の民が、七王国を合わせたほどの広さの土地に、散らばった集落と氏族をつくって暮らしています。
地図の上では、ウェスタロスの北端を覆う大きな帽子のような形に見え、全長300マイル(約480km)の壁によって南から切り離されています。描かれているのは幽鬼の森、霜の牙、アザラシ湾の沿岸まで。その先の「常冬の地」は未知のなかへ溶けていきます。
探索する: 壁の向こう
幽鬼の森(Haunted Forest)は壁のすぐ足もとから始まり、北へ数百マイルにわたって続く広大で暗い森です。乳白川(Milkwater)は西の険しい山脈・霜の牙(Frostfangs)から南へ流れ出します。ここはマンス・レイダーのもとに自由の民が集った場所でもあります。乳白川を見下ろす禿げ山の環状砦、最初の人々の拳(Fist of the First Men)は、古くから冥夜の守人の前進拠点となってきました。
東の海岸では、ハードホーム(Hardhome)がアザラシ湾を見下ろすストロルド岬に位置します。壁の北で唯一、町と呼べる規模にまで育った集落でした。沖にはスカゴス島とスケイン島が浮かび、名目上はウィンターフェルに臣従していますが、訪れる者はほとんどいません。
冬は七王国のどこよりも長く厳しく、夏でさえ雪が降ります。自由の民は狩りをし、機会があれば壁を越えて略奪と交易を行います。遠い北には巨人、マンモス、影猫が生き延びており、古の森の子らが隠された洞窟にひそんでいるとも言われます。
壁の向こうの主な場所
- 黒の城 要塞
壁に置かれた冥夜の守人の本拠地。王の道が北部へ抜ける門を守ります。
- ハードホーム 廃墟
凍える海に面した自由の民の廃港。かつては壁の向こうで唯一の本当の町でした。
- 最初の人々の拳 名所
壁の向こうの孤丘に築かれた古の環状砦。最初の人々が避難所として造りました。
- クラスターの砦 名所
壁の向こうにある柵で囲まれた長屋。野人クラスターが治め、巡回に出た兄弟たちが立ち寄ります。
- 霜の牙 名所
壁の向こうの厳しい山脈。幽鬼の森とさらに西の土地を分けています。
- 幽鬼の森 名所
壁の向こうに広がる広大な原生林。ウィアウッドが茂り、自由の民が点在します。